台湾当局 領海侵入を確認
9月25日 10時13分
台湾の海上警備当局によりますと、日本政府による沖縄県の尖閣諸島の国有化に抗議するため、24日に台湾を出港した漁船団は尖閣諸島に向かって航行を続けていて、日本時間の午前8時すぎに一部の漁船が日本の領海に入ったということです。
尖閣諸島に向かっているのは、台湾北東部の宜蘭県の漁協に所属する漁船団で、尖閣諸島の周辺は古くから台湾の漁業者の主要な漁場だったとして、日本政府による国有化に抗議する活動を行うため、24日、一斉に出港しました。
台湾の海上警備当局が把握している漁船の数はおよそ60隻で、尖閣諸島に向かって航行を続けていて、日本時間の午前8時すぎに一部の漁船が日本の領海に入ったということです。
また、漁協に入った連絡によりますと、日本時間の午前9時すぎの時点で、ほとんどの船が尖閣諸島から10キロ余りの海域に到達したということです。
漁船に同行している台湾のテレビ局の記者は現場の最新情報として、日本の海上保安庁の巡視船がマイクや電光掲示板を使って中国語で漁船に領海から出るよう警告しているのに対し、台湾の巡視船は「ここは台湾の領海だ」などと応じているほか、日台双方の巡視船が互いに放水し合っていると伝えています。
漁船は尖閣諸島の付近の海上を周回し、この海域での操業の権利を主張する計画です。
台湾の海上警備当局は、漁船を守るためとして、10隻以上の巡視船を同行させているということです。
台湾の海上警備当局が把握している漁船の数はおよそ60隻で、尖閣諸島に向かって航行を続けていて、日本時間の午前8時すぎに一部の漁船が日本の領海に入ったということです。
また、漁協に入った連絡によりますと、日本時間の午前9時すぎの時点で、ほとんどの船が尖閣諸島から10キロ余りの海域に到達したということです。
漁船に同行している台湾のテレビ局の記者は現場の最新情報として、日本の海上保安庁の巡視船がマイクや電光掲示板を使って中国語で漁船に領海から出るよう警告しているのに対し、台湾の巡視船は「ここは台湾の領海だ」などと応じているほか、日台双方の巡視船が互いに放水し合っていると伝えています。
漁船は尖閣諸島の付近の海上を周回し、この海域での操業の権利を主張する計画です。
台湾の海上警備当局は、漁船を守るためとして、10隻以上の巡視船を同行させているということです。
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